OpenRCF ver2.9(最新版)のダウンロード
下記ボックスの右上にある黒いボタン(ポップアウト)を押すと新しいタブが開き,そこからOpenRCFのZipファイルをダウンロードできます.Zipファイルを解凍すると,その中に「OpenRCF.sln」ファイルがあるので,それをVisual Studioで開きます.詳細については本Webサイトの「解説書」をご覧ください.
下記ボックスの右上にある黒いボタン(ポップアウト)を押すと新しいタブが開き,そこからOpenRCFのZipファイルをダウンロードできます.Zipファイルを解凍すると,その中に「OpenRCF.sln」ファイルがあるので,それをVisual Studioで開きます.詳細については本Webサイトの「解説書」をご覧ください.
アップデートの内容(ver2.8 → ver2.9の差分)
・3DCADで作成した部品(~.stlファイル)を読み込み,シミュレータで可視化や干渉チェックができる機能を追加.本機能はStlOblectクラスにカプセル化.
・pythonのスクリプト(~.pyファイル)を入力すると,そのスクリプトを実行し,計算結果をC#側で取得できる機能を追加.本機能はPythonクラスにカプセル化.
・マウスによる視点(カメラ)の操作感が,より直感的になるよう改善.
・Loop関数の周期(サイクルタイム)とDraw関数の周期(FPS)をシミュレータのメニューバーから確認・変更できる機能を追加.
・LiDARの点群を表す球のポリゴン数を削減し,処理を高速化.
・Vectorクラスに含まれていたSum, Norm, Normalize, TransなどのプロパティをSum(), Norm(), Normalize(), Transpose()関数に変更.
・VectorクラスにLerp(), MoveTowards(), MoveTowardsZero(), ClampValue(), ClampNorm()などの関数を追加.
・Matrixクラスに含まれていたTrace, Trans, Inv, PseInvプロパティをTrace(), Transpose(), Inverse(), PseudoInverse()関数に変更.
・RotationMatrixクラスに,球面線形補間用の関数Slerp(),クォータニオン変換用の関数ToQuaternion(), 正規直交化用の関数OrthoNormalize()を追加.
・ロボットや物体などの姿勢を格納していたRotationMatrix型の変数Rotateの名称をRotationに変更(機能や使い方は従来と同じ).
・キーボードを用いた物体の操作で,「左Shift+矢印キー」または「左Ctrl+矢印キー」ではx, y軸を基準とした操作,「右Shift+矢印キー」または「右Ctrl+矢印キー」ではx, z軸を基準とした操作となるように修正.従来のスラッシュ,バックスラッシュキーを用いたz軸方向の移動は廃止.
・物体生成用のクラス(Cuboid, Pillarなど)にEnableArrowKeyControl()やSetPositionOnGround()関数を追加.
・物体にオフセットを設ける際のコマンドを「(Object名).SetPositionOffset(x, y, z)」から「(Object名).Offset.Position.SetValue(x, y, z)」に変更(姿勢のオフセットにおいても同様).
・従来のRobotクラスの名称をArticulatedRobotに変更し,いくつかの関数を追加.
・直鎖(Chain)が1つしかないロボットを作成することに特化したRobotArmクラスを追加.
・スカラロボットやガントリーロボット,円筒型ロボット,極座標ロボットなどを作成することに特化したクラスを追加.
・Pairクラスに含まれていた各変数の名称を次のように変更.q → JointAngle, p → JointPosition,R → Rotation,Link → LinkVector, LinkInit → InitLinkVector, Axis → JointAxis, AxisInit → InitJointAxis.
・ロボット生成用の全てのクラスにおいて,Kinematicsオブジェクトを経由せずに直接ForwardKinematics()やInverseKinematics()関数を呼べるように修正.
・その他,全体的なソースコードの整理.
詳細については説明書をご覧ください.
A*アルゴリズムで最短経路を求める過程を可視化できるようになるクラスです.OpenRCFフォルダを右クリックし,「追加」→「既存の項目」→「AstarAlgorithm.cs」を選択することで使えるようになります.使用例は「ReadMe.txt」に記載しています.
任意の点群データに対してGrowing Neural Gas (GNG)を適用し,その計算結果を可視化できるようになるクラスです.OpenRCFフォルダを右クリックし,「追加」→「既存の項目」→「GNG.cs」を選択することで使えるようになります.使用例は「ReadMe.txt」に記載しています.
多関節ロボットと移動ロボットの作成方法は説明書に色々と記載されていますが,それらが最初から記載されている(内包されている)クラス群です.OpenRCFフォルダを右クリックし,「追加」→「既存の項目」→「RobotSet.cs」を選択することで使えるようになります.この拡張キットは,説明書の内容を既に理解している者が,コーディングの時間を短縮するためのものです.使用例は「ReadMe.txt」に記載しています.
グラフを作成できるようにする拡張キットです.Zipファイルを解凍すると,その中に説明書があります.詳細については説明書をご覧ください.
下記ボックスから旧バージョンのOpenRCFをダウンロードできますが,特に理由のない限り最新版をご利用ください.